2022/06/29
英検の1次試験が終わり、現在2次試験対策を大館と盛岡からご家庭の送迎の関係で週末等だけしか通うことができない生徒の皆さん数名からお声がけをいただいたので行っています。
昨日はその中の一人の高校生と練習しましたが、その際興味深いことを教えていただいたのでこちらでお知らせします。
なお、これは、自慢話がしたいがゆえのものではなく、実態がこうだということをお分かりいただきたいが故に揚げたものですから誤解のないようにお願いします。
その方が話した内容をそのまま紹介します。
「学校の先生が英検受験前に1回だけ作文の添削をしてくれましたが、安保先生から「試験の時にイントロとコンクルージョンはこの通り書いたら点数高くもらえると思います」と教わった部分が赤線で消され「こんなのは書かないほうがいい」と言われてしまいました。でも本番では安保先生に教わった通りに書きました。いつもより読解問題が難しくて点数がとれませんでしたが、その分を作文の点数で巻き返すことができてなんとか合格できました。」
自分の作文に絶対の自信を持っている生徒になら「こんなのは書かないほうがいい」は通用するのでしょうが、そうでない場合は点数とるための「お飾り的武装」を教える側が授けてあげないと生徒が気の毒です。
もちろん、だからといって、それを使う使わないは受け取る側の任意です。
選択を迫られたときは、普段の人なり、話に誠があるか、実績の裏付けがあるか、を自分でよく判断して皆さんが決めるものです。
ただ、私はこの方からお話をいただいて「ありがたいな」「合格できて本当によかった」「2次絶対受かるように教えてあげたいな」と思いました。